コンクリートにこだわりぬいた実直経営

「結晶化コンクリート®」とは…

7分で分かる結晶化コンクリート®映像

「結晶化コンクリート®」とは?

強度と耐久性に富んだ高品質の鉄筋コンクリート建物をつくりあげるための様々な技術的取り組みや一連のプロセスを経たものが、越野建設コンクリートブランド「結晶化コンクリート®」です。

「コンクリート」は、砂利・砂などの骨材(コツザイと読みます)をセメントと水とからなる結合材(セメントペースト)と混合して練り、硬化結合させて造ります。そのセメントは、もともとは石灰石ですからコンクリートは、いわば「石」の親戚のようなものです。

セメントペーストは、セメントと水が化学反応を起こして珪酸カルシウムを主成分とした「ガラス質の結晶」をつくります。この結晶が砂利・砂を強固に結合して「人工の石」ができるのです。したがってこの結晶の出来不出来は、完成したコンクリートの品質を大きく左右することになります。

特にコンクリートの硬化し始めの数日間は、コンクリート表面付近の結晶化が不十分であるため、露出面からの水分の蒸発が多くなりがちなため、その水の体積に相当する分の収縮が生じて、ひび割れを起こしやすくなります。このような「乾燥収縮ひび割れ」の発生を極力防ぐために、コンクリート表面付近の「ガラス質の結晶化」を促進してコンクリートの水分の蒸発を防ぎ、同時に内部の結晶化を促進して強度と耐久性に富んだ高品質の鉄筋コンクリート建物をつくりあげるための様々な取り組みや一連のプロセスを経たものだけが、越野の「結晶化コンクリート®」となります。

「結晶化コンクリート®」のための取り組み

当社では、強度と耐久性に富んだ高品質の鉄筋コンクリート建物をつくりあげるため2005年より「RC品質向上プロジェクト委員会」を設置し、鉄筋コンクリート施工技術の原点を見つめ直し、よりいっそうの品質向上を目指しています。

1 物件ごとの目標品質や、季節・環境に応じたコンクリートの配合計画及びプロセス管理の徹底

2 鉄筋・型枠の厳重な品質チェックを実施する検査・監理体制

3 最高をめざした質の高いコンクリート打設にこだわり、水の少ない良質なコンクリートを密実に充填するため「再振動」という難易度の高い技術を採用

4 コンクリート打設後は、一定の強度に達するまで散水等による適切な養生を実施

生コンクリート状態での堅さ比較